986ボクスター 中古車相場の傾向と未来予測

投稿日: 2025年9月15日 | 投稿者: yasui

初代ボクスターである986ボクスターは、ポルシェを比較的手の届きやすい価格で楽しめるモデルとして人気を集めています。中古市場では100万円台から車両を見つけられる一方、コンディションやグレードによって価格差が大きく、「相場は今後どうなるのか?」と気になる方も多いでしょう。この記事では、986ボクスターの中古車相場の現状と過去の推移を整理し、今後の価格動向を予測します。


1. 現在の中古車相場

986ボクスター
  • 前期型(1996〜1999年・2.5L) 走行距離10万km以上の個体は100〜150万円前後。整備歴不明や不具合持ちはさらに安価ですが、リスクも大きい。
  • 後期型(2000〜2004年・2.7L/3.2L S) 走行8〜10万kmの車両で150〜250万円。コンディションが良い個体やSグレードは250万円以上の値がつくことも多い。
  • 低走行・整備履歴明確な個体 後期Sで走行5万km未満・記録簿ありなら300万円に届く例もあり、状態の良さが強く評価されています。

※2025年9月現在の大手中古車情報サイト(グーネット、カーセンサーなど)の掲載価格参考にしています。

2. 過去の価格推移

2010年代前半は「安価な輸入オープンスポーツ」として不人気傾向もあり、50〜80万円で買える時期もありました。しかし近年は中古車市場全体の高騰と「ヤングタイマー」としての再評価が進み、価格は底を打ち上昇基調に転じています。特にコロナ禍以降は趣味性の高い車種の需要が増え、986ボクスターも例外ではありません。

3. 相場を左右する要因

  • 整備履歴の有無:IMSベアリングやRMSの交換歴がある車両は高評価
  • 走行距離:10万km超と5万km未満では100万円以上の差が出ることも
  • グレード:Sグレードは常にベースモデルより20〜50万円高値安定
  • カラーや仕様:人気色や限定装備車はリセールに有利
  • 市場全体の動き:輸入車の円安影響やクラシック人気の高まり

4. 今後の価格予測

  • 短期(1〜2年) 相場は高止まり傾向。状態の良い後期Sはさらに値上がりする可能性あり。前期型は価格横ばい〜微増が予想されます。
  • 中期(3〜5年) 生産終了から30年に近づくにつれ「クラシックポルシェ」としての評価が高まり、保存状態の良い個体は資産価値が増すと考えられます。
  • 長期(10年スパン) 911や924がそうであったように、「初代ボクスター」という歴史的立ち位置が確立すれば、特に低走行・フルオリジナルの個体は高額取引される可能性が高いです。

5. 賢い購入タイミング

  • 状態の良い個体を探すなら今がチャンス 後期型の流通は年々減少傾向にあり、今後は市場に出回る数が減っていく見込みです。
  • 安さ重視なら前期型 修理費を覚悟できるなら前期2.5Lは今でも比較的安価に入手可能。
  • 投資的観点なら後期S 将来の価値上昇を狙うなら、後期型のS・低走行・整備履歴明確な個体が狙い目です。

✅ まとめ

  • 986ボクスターの中古相場は、前期で100〜150万円、後期で150〜250万円が目安
  • 整備履歴・走行距離・グレード・カラーによって価格差が大きい
  • 過去の安値時代を経て、現在は底を打ち上昇基調にある
  • 今後はクラシックとしての評価が高まり、特に後期Sや低走行車は価値が上がる可能性大
  • 買うなら「状態重視」で、将来的なリセールも視野に入れた選択が賢明

986ボクスターは「安く買えるポルシェ」から「価値あるクラシック」へと移行しつつあります。未来を見据えて、今のうちに良質な一台を手に入れるのも有効な判断といえるでしょう。

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