986ボクスター オーバーヒートの主な原因
投稿日: 2025年8月23日
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投稿者: yasui
高性能なミッドシップスポーツカーである986ボクスターですが、年式の経過とともに冷却系トラブルによるオーバーヒートのリスクが高まります。オーバーヒートはエンジン損傷や修理費の高額化に直結するため、早期発見と予防が重要です。この記事では、986ボクスターのオーバーヒートの主な原因と、その症状・対策について詳しく解説します。
1. 冷却水漏れ

986ボクスターでは、ラジエーターやホース、ウォーターポンプの経年劣化による冷却水漏れが一般的な原因です。冷却水が不足すると、適正温度を保てずオーバーヒートが発生します。駐車後に車両前方や中央下部に水たまりができている場合は要注意です。
2. サーモスタットの故障
サーモスタットは冷却水の流れを制御し、エンジンを適温に保つ役割があります。開きっぱなしや閉じっぱなしの故障が起こると、冷却効率が大きく低下し、特に閉じたままの状態では短時間でオーバーヒートに至ります。
3. ラジエーターの詰まりや破損

フロントに配置されたラジエーターは、走行中に虫や砂埃、落ち葉などが付着してフィンを塞ぎ、放熱性能が低下することがあります。さらに経年で内部が腐食や堆積物で詰まることも、冷却性能低下の原因です。
4. ウォーターポンプの不良

ウォーターポンプはエンジン全体に冷却水を循環させる重要部品です。ベアリングやインペラーの破損、シールの劣化による漏れが起きると、循環不良で急激に温度が上昇します。異音や冷却水漏れの痕跡があれば早急な交換が必要です。
5. 冷却ファンの作動不良
電動冷却ファンが作動しない場合、停車中や低速走行時に冷却性能が不足します。原因はモーター故障、リレーやヒューズの不良など様々です。ファンが回っていない場合は電気系統の点検が必要です。
✅ まとめ
- 986ボクスターのオーバーヒートは冷却水漏れ、サーモスタット不良、ラジエーター詰まり、ウォーターポンプ不良、冷却ファン作動不良が主な原因
- 早期発見のため、冷却水量や温度計のチェックを習慣化する
- 冷却系は定期メンテナンスでトラブル予防が可能
- 異常を感じたら走行を中止し、専門店で点検を受けることが重要